どうも、チャビン(@gorichabin223)です。
- 犬のストレスサインの種類を知りたい方
- 犬と最近、関係がうまく行ってない方
- 犬を飼っている方、これから飼う予定の方
我々人間は、犬と言葉が交わせないわけですから、その行動や仕草からしっかりと感じ取らないといけません。
嬉しい気持ちなどは感じ取りやすいですが、ストレスは案外、見落としがちなんです。
例えば、あくびを行ったり、鼻先をペロペロ舐めて湿らせたりする行動。これらは、緊張状態になった際に自身を落ち着かせる為に行う行為と言われています。
群れで生活するオオカミなども同じ事をする為、犬科全般の共通言語(カーミングシグナル)というわけです。
私たちが何気なく見ているワンちゃんの行動についても、その行動・仕草の意味を理解して接するのでは大きく変わってくるはずです。
ストレスとは (心理的ストレス・身体的ストレス)
ストレスには、①心理的ストレス・②身体的ストレスと大きく2つに分けられます。
例えばですが、こんな事が犬のストレスになったりします。
・散歩の時間や回数が減った
・家族が増えた為、そっちの方ばかりになっている
・家族が喧嘩している
・散歩中、無理やり引きずってしまう
・過度な運動をさせてしまう
・無理やり他の犬に近づけさせる
・飼い主に怒鳴られる などなど・・・
思い当たるような項目はありましたか?
これらのストレスを受けたワンちゃんはどのような行動をとるのか、いくつか見ていきましょう。
身体を舐める行為
動物が身体の一部を舐める事はよくあります。猫やトラ・ライオンなど、猫科の動物では頻繁に行っているイメージですよね。
しかし、犬の場合そこまで多くはないのです。知っていましたか?
同じ箇所を舐めている場合、運動欲求が満たされていないサインといわれています。
飼い主との遊びが充分でなかったり、お散歩の時間・外にいく時間が足りていない時などに現れます。
前足の一部をずっと舐め続ける行為などが代表的な舐める行動です。
同じ箇所を舐め続けた場合、当然毛も抜けたり皮膚にも悪影響を与えてしまいます。
「犬の身体の一部を舐めるサイン ⇒ 人間で例えると、頭をカリカリかいたり、壁を叩いたり」その様に捉えましょう。
尻尾を追いかけて回る
尻尾を追いかけ回す仕草って、私たち人間から見ると「楽しそうだなぁ~」とか「何遊んでいるんだろう?」とかその様に思っていませんか?
確かに子犬の時は好奇心で追いかけ回す事はあるようですが、自分の尻尾という事を理解してから、この行動が現れるとストレスを感じているサインなんです。
留守番などが多く、飼い主に構ってもらえない時などに出るようです。
精神的に安心していられない状態なので、しっかりと犬とコミュニケーションをとってあげましょう!
最悪の自体ですが、尻尾を噛んで傷つけたり、噛みちぎってしまう等・・・犬が痛い思いをする前に手当が大切なんです!
後ろ足で身体を掻く
お散歩の時は身体を掻く様子はなく、自宅に帰ると急に後ろ足で体を掻きはじめたりしませんか?
我が家の犬もこれを頻繁にやっているのを思い出しました。
この様な行動は、緊張した時等に行う事が多いみたいです。
飼い主は、ノミやダニが付着して痒くなってしまったのかとか、肌のトラブルなどを心配するかと思いますが、掻き過ぎてしまった場合はその部分をよく見てあげて、酷いようなら病院に連れて行ってあげた方がよいでしょう。
あくびをする
眠たいわけでもないのに、あくびをしたり目を細めたりする行動になります。
これは、ストレス状況の中で自分自身を落ち着かせる為に行なっているようです。
たしかに眠いか眠くないかはパッと見てわかりにくいですが、もしあくびを頻繁に行っている場合は注意して見てあげた方がいいでしょう。
ストレスを貯めてしまうと…
ストレスを貯めてしまった場合、攻撃行動を起こす事があります。
普段は穏やかな状態でも、場合によっては飼い主の手や足を噛んだりします。
もちろん、精神面においても影響が出るでしょう。
我々人間も、精神的に病んでしまうと、情緒不安定、食欲不振、不眠などいろいろとありますよね?
犬たちも同じで、嘔吐、下痢、震えやトイレではないところにマーキングをしたりと行動が出てきます。
大切なワンちゃん達がそうならない為にも、日々の生活の中で極力ストレスを与えないようにまた与えてしまった場合は早めに心のケアや運動不足の解消を行ってあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。代表的な行動や仕草をまとめてみました。
これらが当てはまった方は多々いるのではないでしょうか。
大切な事は、①ストレスサインについてしっかりと理解しておく事。②なぜそんな行動・仕草をしてしまったのかの根本原因を振り返る事だと思います。
みなさんはわかっているとは思いますが、ワンちゃんの一番近くにいるのは、飼い主である、あなたなのです。
改めて自分の大切なペットのことを良く考え・見つめ直していただければと思います。
「十分な食事・運動・愛情」これらをしっかりと与えてあげてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。