どうも、チャビン(@gorichabin223)です。
- 膵炎(すいえん)について知りたい方
- 膵炎(すいえん)の初期症状はどんなものか?
- 膵炎になった場合の治療方法や費用などについて知りたい方
我が家では、トイプードル(ロコちゃん)を飼ってますが、ある時に「膵炎?」かもという事で掛かり付けの動物病院にて診療をしてもらいました。
結果としては、特に異常はなく。今は元気に過ごしております。
とはいえ、膵炎(すいえん)ってどんな病気なのでしょうか?
また、治療法や初期症状などはどのようなものなのでしょうか。
発症すると命に関わると言われておりますので、是非勉強の為、記事としてまとめていきたいと思います。
目次
膵炎(すいえん)とは
膵炎とは、字の通り【膵臓に炎症】が起きる病気のことをさします。
膵臓の役割はこれです
消化酵素の生成 → 食べたものをちゃんと消化してくれる
血糖値の調整
見てもらってわかる通り、非常に大事な臓器なんです。
そして、膵炎は、大きく分けて2種類あります。
急性膵炎
急性膵炎は、突然消化酵素が活発化する事により、膵臓全体を消化してしまい起こる炎症です。
急性膵炎は、重度になってしまうと死亡する場合があります。
慢性膵炎
慢性膵炎は徐々に炎症が起こっていき、膵臓が固くなっていきます。
症状について
こんな初期症状が出た場合、膵炎かも?と疑うことが必要です。
膵炎の初期症状(急性、慢性)
食欲低下、食欲不振
嘔吐や下痢
身体の震え
元気の消退
重症例では、呼吸不全や、凝固異常、尿毒症などが認められています。
日頃のワンちゃんの様子をしっかりと見てあげて、少しでも様子が変だなと思ったら早めの判断をしてかかりつけの動物病院に相談して見ましょう。
フセの姿勢で、お尻側をあげる体制をとっているなども注意です
腹部が床で圧迫されて痛むケースなどがあります。
検査について
膵炎を疑った際は、以下の検査をすることが多いです
血液検査
超音波検査(エコー)
c-PLI(外部検査機構に依頼) etc…
我が家は、血液検査と超音波検査を行いました。
血液検査では、血小板の減少やビリルビン値、反応性タンパク質(CRP)の上昇などが見られるようです。
治療と予防について
治療について
膵炎の治療については、これといって決まったものがないのです。
症状に合わせて処置をしていくことになりますが
・痛みを和らげてあげる治療
・吐き気を抑えるための薬 etc…
予防について
予防は、人と同じで、基本的な生活習慣からになります。
つまり、「適切な食事」と「適度な運動」です。
適正体重をしっかりとキープしてあげる事。
食べるものも、脂肪を多く含むものは避けて行きましょう。
・生ゴミ、食べ残しなどをあげないこと
・唐揚げや、フライなどの揚げ物もダメ
・生クリームなどの脂肪分が多いものもダメ
日頃の習慣を意識することが予防に繋がるのです。
ワンちゃんの運動(散歩)について、こちらも是非参考にしてください。
我が家は、餌の時間を「朝、晩」から「朝、昼、晩」と3回に分けてあげるようになりました。
膵臓になるべく負担をかけないようにですね。
膵炎になりやすい、犬種
実は、膵炎が発症しやすい犬種があります。
・スパニエル
・コーギー
・トイプードル
・ミニチュアシュナウザー
・ボクサー
一応、覚えておきましょう。
膵炎の時の治療費(例)
膵炎にかかってしまった場合、どれくらいの治療費がかかるものでしょうか。
診察項目 | 金額 |
入院(3日〜4日) | 15,000円〜20,000円 |
検査 | 18,000円 |
点滴 | 12,000円 |
注射 | 5,000円 |
処方、診療 | 3,000円 |
合計 | 53,000円〜58,000円 |
※参考:アイペット損害保険会社より
膵炎をサポートするドッグフード
毎日の食事からということで、動物病院の先生からは、ロイヤルカナンの消化サポート系のドッグフードをお勧めされました。
毎日飽きずに、美味しそうに食べているのでしばらくは使っていけそうです♩
消化器サポート系や膵炎の予防の為のドッグフードをいくつかご紹介しておきます♩